ひのゆずブログ

主にハロプロ。メンタル弱いので優しくしてください。

まほちゃん

 記事を書くのは初めてですね。ハロヲタの一人ですので、もちろんハロプロに関することを書こうと思って始めたのですが、「文にしなければ、この感情をつづらなければ」と思わせてくれたのは、アンジュルムの相川茉穂ちゃんでした。

 

 相川茉穂ちゃん、愛称あいあい。アンジュルムの3期メンバーとして、新しい時代を切り拓いてくれた一人です。(アンジュルム・元スマイレージに関しても、書きたいことは山ほどあるのですが、今回は控えめに。)初お披露目のときは、新メンバーに選ばれた室田瑞希ちゃん、佐々木莉佳子ちゃんと並んで、とても初々しかった記憶があります。そして、ハロプロ研修生の中でも人気者だった他の二人と比較すると、あまり馴染みのない子だったから、「お?」なんて思ったりもしました。

 正直、アンジュルムは、大好きな大好きな田村芽実ちゃんが卒業してから、興味がすっと引いてしまって、曲は聴くけど以前のように熱を入れて応援しているというわけではないのが現状です。しかし、芽実ちゃんがいた頃は、グループ内で中西香菜ちゃんと並んで二推しだったくらい好きな子でしたし、今だって好きです。愛称があいあいなのは知っていたけど、「まほちゃん」という名前の響きが可愛くて、加入から今までずっと私の中ではまほちゃんで、「まほちゃん」と口にするだけで何故だか幸せな気持ちになれます。最近も、まほちゃん歌うまくなったなぁとか、ぱっつん前髪可愛いなぁとか、ブログのタイトルは相変わらず『相川茉穂です。』だなぁとか、締めは「ごち」だなぁとか、そんな風に思っていました。

 そんな可愛いまほちゃん、現在十七歳、着々とレベルアップしている彼女が、「パニック障害」であると、昨日公表されました。

 ここ最近休みがちではありましたが、体壊しやすい季節だもんなぁ、なんて考える程度だった私の目に飛び込んで来たのは、まほちゃんが活動休止をする、という衝撃的な文面でした。急いで公式サイトに飛んで、発表を読んでみると、そこにあったのは「パニック障害」の文字。私も名前は知っていて、症状もなんとなくは知っていたので、驚きに言葉を失いました。

(少し話はずれますが、アップフロントプロモーションの社長が西口さんに変わってから、こういう公式の文面が優しくなったような気がします。ファンに対して、そして何よりメンバーへの配慮、愛情が感じられて、読んでいるこちらもほっとします。西口さん、本当にありがとうございます。)

 書いてあったのは、西口さんからの発表と、まほちゃん本人からのメッセージでした。彼女の言葉に、私は涙が止まりませんでした。


>「パニック障害」というと少し偏見があるかもしれないのですが、脳の病気でもあるので、その偏見を少しでも減らして私と同じパニック障害の人達とも一緒に闘っていきたいと思います。
>今は治療に専念して、私なりに頑張るので待っていて下さると嬉しいです。

アンジュルム 相川茉穂 活動休止のお知らせ http://www.helloproject.com/news/6277/ こちらより引用)

 

 私も、パニック障害ではないのですが、現在も薬をもらって「適応障害」という病気を治療しています。また、その病気のために、一年間まともに外出することすら出来ませんでした。家にこもっている間、思っていたことは「誰になんと言われるかが怖い」「知り合いに会って、今の自分を見られるのが怖い」「自分はただ甘えてるだけなんじゃないだろうか」などなど、マイナスなことばかり。友達から手紙が届く、LINEが届く、通知がたまる。相手に悪気がないことも、そのメッセージに悪意がないこともわかるのに、どうしても怖くて、通知を切ってしまっていた時期が長かったです。その手紙に関しては今でも目に出来ない程恐ろしいものです。

 なんというか、悪意が恐ろしいのではなく、自分に感情が向いていることが恐ろしかったです。「早く元気になってね」とか、「会いたいな」とか、「待ってるからね」とか、そんな好意が、たまらなく怖かった。だって、いつ治るかなんてわからないし、会ったところで前の自分とは違うし。精神面の病気というのは、なっている本人の目にだって、何がどれくらいよくなったか、はっきりと見えるものじゃありません。薬の量が減ったり、種類が変わったり、そういった変化はありますけど、完治までどれほどかかるかなんて、全く見当もつきません。だから、周りの人はもちろんそのことがわかるわけがない。会って、必死に普通をつくろったとしましょう。そうしたらきっと相手は「元気そうでよかった」なんて安堵すると思います。そしてそれを笑顔で言うと思います。そんなことないけど、そう見えてしまうのは仕方ないことです。誤解されるのは、とても怖いことです。漠然とした不安に泣きたくなります。だから、人に会いたくない。心配もかけたくないし、誤解もされたくなかった。

 病気の名前は違えど、私の抱えたもの、彼女の闘っているものは、偏見や誤解を生みやすいという共通点があると思います。

 そんな風に、病気と闘い始めた彼女は、「待っていて下さると嬉しいです。」という言葉で文章を締め括りました。私は彼女ではないですから、パニック障害について調べることは出来ても、その心情をすべて理解することは不可能です。だから、その言葉を使った彼女がそのときどのような気持ちだったかなんてわかりませんが、私には衝撃でした。私は、「待っていて」なんて絶対に使えなかったから。誰かが待っているという状況を考えるだけで恐ろしくて泣けてしまったから。もし、彼女の中にそう言った恐れがあるのなら、私はその言葉を選んだ勇気に驚くし、恐れがないとしても、その強さに涙が出て来ます。待っていてもいいのなら、待っていても彼女の負担にならないのなら、待ってたい。不思議な、宇宙人みたいな雰囲気の、魅力的な愛らしいまほちゃんのことを、ずっと待っていたいです。

 

 文章が全くまとまらないし、まだ書き足りないこともありますが、今回はこのへんで。

 

 まほちゃん、本当に本当に、大好きです。